導入の背景高品質かつ安価で製剤工夫されたジェネリック医薬品へのニーズの高まり
ジェネリック医薬品の使用は、患者さんの自己負担を軽減するとともに、国の医療費を効率化し、現在の医療保険制度を維持するものとして推進されています。 超高齢化社会を迎える日本のみならず、世界中で高品質かつ安価で製剤工夫されたジェネリック医薬品のニーズが高まっています。
一人でも多くの患者さんに、心から喜ばれ、安心して医薬品を使用していただくためには安価なだけではなく、医療関係者の皆様にも信頼いただける品質に製剤する必要があります。 そのため、研究開発、生産、情報提供等、製品に関してひとつ上の品質にこだわった医薬品を作り続ける取り組みが求められています。
導入の理由パフォーマンスを発揮しやすい環境の整備が必要
高品質な医薬品を安定してお届けするためには、社員一人ひとりが創造性を発揮し、向上心と変革意識を持って挑戦し続けることを可能にする職場環境を整えなければいけません。
そのため、各々の職種にあわせた交替勤務等の多種多様な勤務パターンや、雇用形態を導入することで最高のパフォーマンスを発揮できるように、そして、これらを管理する業務を効率化していくことが必要になります。
導入の効果柔軟な働き方と効率的な就業管理を実現
働きやすい環境づくりという点では、交替勤務、時差出勤、フレックス勤務、みなし労働など職種や拠点ごとに異なる複雑な勤務形態にも柔軟に対応し、各々がパフォーマンスを発揮しやすくなったことで効果が出ています。
管理業務の効率化という点では、約3,000名の勤怠を全体の管理者2名、各拠点の担当者1~2名で行う必要がある中で、利用者側の利用精度の改善が不可欠です。労働時間管理においては、本人と上長がWEB 画面上で労働時間を容易に把握できるようになりました。 また、各種申請や勤怠記録をする際には、エラーが生じた際のガイダンスを詳細に表示できるため、従業員自身で対処できる部分が増え、問い合わせ件数も減少し、運用工数を削減することができました。
また、最近のバージョンアップによって勤怠の締め作業がわかりやすくなり、期日を超過する社員が8割以上減り、締め作業のフォローも半日以上使っていたのが、15分ほどで終わるようになりました。
継続利用できているポイントシステムの設定と運用の両面でサポート
2019年4月施行の働き方改革関連法に伴う、労働基準法の改正で就業管理への要求事項が増えたように、人事周りの法令見直しが継続的に行われています。法令の変更をどのように運用に反映させるかを考えることが難しく、システムへの適用方法だけではなく、制度変更や規定の見直しにも頭を悩ませています。
WorkVision社のメンバーは、自分たちがやりたいことを一緒に考え、実現してくれているので良い関係が築けています。
今後の展望グループ全体としてパフォーマンスの最大化を目指す
2021年に持株会社としてサワイグループホールディングス株式会社を設立し、さらに多様な事業展開を計画しています。
その際にも個々の事業会社の利便性も確保しながらグループ全体として総合力を発揮できるように、従業員の働きやすい環境を整えていきます。