People & Job 人と仕事

Interview 先輩×後輩 座談会全員が“マルチプレイヤー”。
新しい“価値”を生み出し、「お客様の成長」を実現する。

2019年4月に、新設されたバリュークリエーション推進部(以下、VC推)。
社歴もこれまで携わってきた業務も異なる、20代〜50代の計10名がVC推のメンバーだ。
VC推のミッションは、全く新しい“価値”を生み出すこと。
従来の「営業」や「技術」という職種の括りにとらわれない発想で、
お客様の声を新たなサービスに生かすべく、さまざまな角度からの検討を続けている。
WorkVisionの未来を担う5名に話を伺った。

  • 伊藤

    2011年4月入社。パッケージソリューションや統合基幹ソリューション「WorkVision®」の新規開拓営業を経て、2019年4月よりVC推。

  • 高田

    2015年4月入社。公共団体向けソリューションの開発に3年半携わった後、民間企業向けのITプラットフォーム構築を経験。2019年4月よりVC推。

  • 牧田

    2018年4月入社。文系出身ながら本社のプログラマーとして配属され、業種も業態もさまざまなお客様に向けたソリューションの技術開発に携わる。2019年4月よりVC推。

  • 宮下

    2018年4月入社。パッケージソリューションの新規開拓営業を担当したのち、2019年4月よりVC推。現在は広報やプロモーション業務にも携わる。

  • 恩田

    2019年4月入社。約1カ月半の研修を経て、VC推に配属。伊藤に仕事を教えてもらいながら、企画や販売戦略立案などのさまざまな業務を経験している。

VC推の仕事内容は?

伊藤

VC推の仕事を一言で言えば「全く新しい“価値”をつくる」ことです。新しいサービスを企画し、その販売戦略を立て、実際に開発も行い、リリースした後のサポートも、広報活動も担います。「営業」と「技術」という括りではなく、全員が多様な職務をこなすところが大きな特徴ですね。

牧田

さすが伊藤さん、完璧な説明ですね(笑)。

伊藤

ありがとう(笑)。牧田さんは入社2年だけど、1年目と2年目で大きな違いはあった?

牧田

昨年はプログラマーとして、さまざまなシステムの開発を担っていました。この4月からは、システム開発に加え、メンテナンスや機能改善の業務にも携わっています。たとえば、お客様の経営目標の達成をサポートする「WorkVision®目標管理クラウド」の開発では、宮下さんがお客様から聞いてきた要望を製品にフィードバックし、業種や業態に合わせた機能強化の検討を行っています。“お客様の声”をこれまで以上に反映できるようになったと思いますね。

宮下

同感です。私はもともと営業部でしたが、その時は既に完成している製品を使った価値をお客様にご説明するのが主な仕事でした。現在は、製品そのものをつくるところから販売後のフォローまで携わることができます。よりお客様のニーズに合致したご提案ができていると感じています。

高田

そうだよね。私はずっと技術畑を歩いてきたけど、今では販促の打ち合わせや広告の見直しなどにも携わっています。お客様に近いところで、これまで経験できなかった仕事ができることはとても新鮮。新しい価値を一緒に創造する分、他の事業部よりもチームで仕事を行う一体感も感じていますね。

宮下

恩田さんは、VC推に配属希望を出したんだっけ?

恩田

そうなんです!最初の1カ月半の研修でいろいろな部署を見学する機会があったのですが、高田さんが言うようにチームで仕事をしているVC推を見て、率直に「面白そう!」と思いました。

伊藤

みんなが言うように、IT業界では今、DevOpsの考え方が主流になってきています。DevOpsとは、開発(Development)と運用(Operations)が連携して開発を行うこと。サービスをつくる部隊と販売する部隊、メンテナンスする部隊が一体となることで、“お客様の声”を生かした製品を継続的につくることができるんです。

牧田

これがVC推の素晴らしいところですよね。このサイクルを他の製品やサービスに展開していくことで、さまざまなお客様の成長をサポートできる。これは、当社の成長にも直結すると思っています。

先輩と後輩との関係は?

伊藤

恩田さんは入社してまだ1年だけど、実際に働いてみてどんな印象だった?

恩田

入社直後は、右も左も分からない状況でした。ですが、先輩方に何でも質問できる雰囲気があったので、とても安心しましたね。

高田

いい印象でよかった(笑)。後輩のみんなには、仕事を楽しんでほしいな。そのためには、もちろん良い雰囲気づくりも大切だけど、頑張ってきたことを不意にしない実務的なアドバイスも重要だと思う。「この場合は期日を確認した方がいいよ」とか「お客様の希望を鵜呑みにするのではなく、自分の意見も伝えた方がいいよ」とか、自分の経験を踏まえた助言を心掛けています。

恩田

いつもありがとうございます!高田さんをはじめ、どんな質問にもいろいろな先輩から的確なアドバイスを頂けるので、日々自分の知識が増えているのを実感しています。

宮下

私も、さまざまな考え方を持つ先輩が多くいることに驚きました。全く違う経験値を持つ方々が集まっているので、お客様の課題をさまざまな側面から検討できています。自分の考えを自由に言い合える雰囲気を先輩方が作ってくれているので、仕事も進めやすいですね。

牧田

私も同感で、尊敬できる先輩ばかりだと思っています。今は伊藤さんと席が隣なのですが「すごいな」と思う連続です。

伊藤

本当に?(笑)

牧田

本当ですよ(笑)。たとえば、あるシステムの開発上の問題が発生した時。お客様の指定する期日に間に合わないと思った私は、リリース自体を遅らせることを提案しました。ですが、伊藤さんは「今、できる中で最善の方法はないか」と決して諦めなかった。「仕事に臨む姿勢」を間近で学ぶことができたと思っています。

伊藤

そんな時もあったねぇ(笑)。牧田さんとは意見をぶつけ合う時もあるけど、それはお互いにとことんお客様のことを考えているから。それぞれのアイデアや知見を生かすことで、本当にお客様のためになる提案ができるのだと思います。

どんな学生に来てほしい?

恩田

VC推で求められているのは、いわゆる普通の人ではなく、「変わった視点」で物事を考えられる人だと思います。これまでにない新しい“価値”を生み出すためには、常識を覆すような発想が必要だと思うからです。

伊藤

たしかに恩田さんの発想はすごい!枠にはまらない考え方を持っているよね。

宮下

本当にそうですよね(笑)。VC推には1年目からでも自分の意見を思う存分言える雰囲気があるので、「自由」な発想でいろいろな考えを発信できる人が向いているんじゃないかなぁ。

牧田

「自由」と少し似ていますが、私は「素直さ」が大切だと思います。素直に自分の意見を言うこと。そして素直に今やるべきことを実行すること。変化の激しい世の中の動きに合わせるために、VC推では短い時間で成果を出すことが求められます。スピーディーに新しいサービスを開発するためにも、素直に仕事と向き合うことが大切だと思いますね。

高田

私は逆に「周りを見られる人」も必要だと考えています。VC推にはさまざまな経験をしてきた先輩がいる。その意見を自分に取り入れられる「スポンジ」のような人なら、すごく成長できる環境だと思いますね。

伊藤

牧田さんが言うように、今IT業界では、日を追うごとに良いサービスがリリースされています。だからこそ、「こんなことができたら良いな」とか「こんなサービスがあったら良いのに」といった「夢」を持っている人が来てくれると嬉しいですね。ですが、一人でできることには限界があります。高田さんが言うように、周りも意見も吸収しながら、チームとして目的を達成したい人に入社してほしいと思います。

今後の目標は?

恩田

皆さんの意見やアドバイスをもらいながら、一人前の社会人になれるよう頑張りたいと思います。言われたことをやるのではなく、自分の考えを率先して実行することで、これまでにない“価値”を生み出せたら嬉しいです。

伊藤

今、一緒にお客様のところを回っているけど、恩田さんなら大丈夫!持ち前のアイデアセンスに業界の知識が加われば、必ず新しいサービスを生み出せるはずだよ。

恩田

ありがとうございます。これからも頑張ります!

伊藤

他のみんなはどう?

牧田

私は仕事に対する「好奇心」を持ち続けたいですね。VC推では毎日、新しいプロジェクトのミーティングを行っていますが、無駄な話し合いは一つもありません。全員で仕事を楽しみ、全員で解決策を考え抜くのがVC推。これからも、この関係性であり続けていきたいです。

宮下

私のテーマは「意識改革」です。自分の中では「営業なんだ」と言う気持ちがまだ抜け切れていません。当社がこれまで培ってきた多くの業種・業態の知見を生かし、技術的な視点も含めて、お客様の成長につなげられる製品を生み出していきたいです。

高田

牧田さんや宮下さんなどの後輩をサポートするのが、私たち先輩の役割だと思います。得意分野である技術的なフォローをはじめ、アイデアを吸い上げ、経験値を共有する「つなぎ役」として、チーム全体のレベルアップに貢献したいですね。

伊藤

私もずっと営業だったので、マーケティングや技術に関するノウハウを積極的に学んでいきたいと思います。全員が“マルチプレイヤー”となることがVC推の目標。みんなで力を合わせ、新たな可能性に挑み続けるチームでありたいですね。

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