導入の背景独自の勤務体系に対応できるシステムを検討
2021年頃、それまで使っていた他社製就業管理システムがリプレース時期にあたり、導入ベンダーからの次期システム提案内容に満足できず、他の会社を探そうかと考えていました。
その時に、PCやサーバーの納入で付合いのあったWorkVisionから、タイムリーに就業管理システムの製品紹介があり、検討に入りました。

福岡日信電子株式会社 様
福岡県福岡市に本社を構える福岡日信電子株式会社様
「安全と信頼を第一に常に技術の修得に挑戦し優れたサービスで社会に貢献する」を経営理念とし、最新のテクノロジーを駆使した福岡市地下鉄や北九州モノレールを中心に、交通機関の使命である安全運行を支えているATC(自動列車制御装置)をはじめとする信号保安システム、お客様に便利で快適なサービスを提供する駅務自動化システム、駐車場関連システムなどの24時間保守サービスと、これらの設計・据付・工事・試験調整業務を行っている技術者集団です。
2013年からは、地球温暖化防止に貢献できるように太陽光の発電事業に取り組むと共に、2018年からはスマートロード業務も開始されています。
所在地:福岡県福岡市西区姪の浜4丁目10番5号
2021年頃、それまで使っていた他社製就業管理システムがリプレース時期にあたり、導入ベンダーからの次期システム提案内容に満足できず、他の会社を探そうかと考えていました。
その時に、PCやサーバーの納入で付合いのあったWorkVisionから、タイムリーに就業管理システムの製品紹介があり、検討に入りました。
打刻、出退勤及び作業工数、残業や休暇の申請を別々で記録していたため、乖離や整合性といった確認に時間を要していました。
また、それらの確認方法が統一できておらず、確認内容や精度は確認者次第という部分が大きく、これらを解決することが求められていました。
また、政府の進める「働き方改革」への対応を行うためにも、エクセル等での個別管理では難しく、システムでの一元管理の必要性がありました。
当社の勤務では、鉄道会社の指令センターや駅等での深夜・早朝での勤務や、一日2回打刻というような特殊勤務があり、それらに対応する必要がありました。また、単に勤務時間の打刻だけでなく工数管理にも活用したいというニーズもあり、WorkVisionに相談しました。
その結果、そのような特殊勤務にも対応でき、工数管理オプションを導入すれば作業時間集計が容易にできることが分かり、WorkVisionに任せることにしました。
また、WorkVisionで準備している標準テンプレート(SmartStartPack)の活用によって、短期間かつ低リスクでの立上げも実現できました。導入指導は、基本はオンラインで行うということで多少の不安がありましたが、専属のSEがオンラインで丁寧に説明いただけたので、スムーズに立ち上げることが出来ました。
打刻、出退勤及び作業工数、残業や休暇の申請について、乖離や不整合箇所が自動チェックされ、確認者によるバラつきが無くなりました。また、給与情報に連携する時間も大幅に短縮できました。
当社では、遠隔地の設備設置・調整・保守等も担当しており、長期出張で対応する場合もあります。そういうときでも、クラウドシステムの特長を活かして、長期出張者の出退勤状況もタイムラグなく確認できる状況となりました。
また、ワークフローで上長が確認をすることが定着したため、間違い・訂正が減り、総務部門における勤務時間確認の効率化、現場部門の正確な工数管理を適時行なえるようになりました。
今後は、社員の現場作業がよりスムーズに行えるようなシステム導入を考えていきたいと考えています。例えば、社員の多くが持つようになったスマホをもっと有効に使えないかを検討していきます。
また、当社は「安全と信頼で社会に貢献」を経営理念としていますが、それを実現するためにも、災害発生時には社員の安全をいち早く確認する必要があり、安否確認のシステム化を検討してまいります。
※この記事は2023年3月22日に取材した内容を元に構成しています。 記事内における数値データ、組織名、役職などは取材時のものです。
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