フレ〜フレ〜、日本のものづくり。

「お父さん、自由研究がお手上げだよ…」夏休みに子どもからこんな悩みを持ちかけられたことはないだろうか。自由研究と言えば定番の一つに発明工夫があり、挑戦意欲を燃やす児童も多いはずだが、いざやってみるとこれがなかなか難しい。子どもからの相談に「自分で考えなさい!」と、一喝する父親がいる一方で、腕まくりして逆に張り切ってしまう現役ものづくりの父親もいると聞く。

日本がものづくり大国と世界から賞賛されるのは、小中学生の頃から発明工夫のようなコンテストへの応募を、教育の一環として推奨していることが関係しているのかもしれない。子どものサポートであることをつい忘れ、父親自身が頑張ってしまうのは決して良いことではないが、これは、日本の屋台骨である「ものづくり/製造業」に従事する熱き血が騒いでしまったということか。

製造業の業種・業界は幅広く、ひとくちにものづくりと言ってもその実態は千差万別だ。しかも、経営者、管理者、現場それぞれで様々な業務内容が存在し、緻密な生産計画の立案や、原価管理などで頭を悩ましている。また、ライバルがひしめき合う中で自社の特異性をいかに発揮できるかが鍵になることから、お父さんのようなお助けマンが欲しくなるのも理解できる。しかし、世界のものづくりを牽引する日本は、幾多の壁に遭遇しながら確実に実力を付けてきた。であるならば、これまでの頑張りにアイディアをプラスして、さらに実力を磨いていけると信じたい。

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