日次業務

見積業務

1. 見積依頼入力

• 仕入先へ対する見積依頼書を作成することができます。

2. 見積入力

• 見積入力では、通常の金額での見積以外に、単価見積も可能です。
• 単価見積を行うと、その単価は契約単価マスタへ登録更新され、受注入力ではその単価が採用されます。

受注入力の標準化

• 受注入力は在庫品・取寄品の区別をせずに注文書通りに入力が行えます。
• 販売管理システムが商品マスタから「在庫品」・「受発注品」を自動判別し、「在庫品」であれば、引当を行い、「受発注品」であれば発注データを同時に作成します。
• 商品知識が無いオペレーターでも、システムの運用が行える仕組みになります。

商品手配のバリエーション

1. 在庫からの引当

• 在庫している商品から、入力している受注に対しての引当が行われます。
• 引当は、即時引当／一括引当が選択でき、即時引当では受注入力の都度に引当が行われ、
  一括引当では受注に対して出荷予定日、得意先優先度に応じた引当が行えます。

• 在庫問合せでは、「現在在庫数量」とは別に「引当済」を考慮した「販売可能数」として、管理されます。

2. 都度発注

• 受注と同時に、仕入先へ対する発注を行えます。
• 一度、自社倉庫に入れて出荷する「倉入倉出」や、仕入先からの「直送」も行えます。

• 受注入力と同時に仕入先へ対する発注データを作成できます。
• 商品マスタに、都度発注の商品、主要仕入先を登録しておけば、受注入力時に発注情報も自動的に設定されます。

3. 他倉庫からの在庫移動による引当（在庫横持ち）

• 自営業所の倉庫に在庫がなく、他営業所の倉庫に在庫がある場合に、
  移動手配（引当）→出庫→入庫（引当）→出荷の手順で、在庫横持ちの処理が行えます。
• 在庫横持ちに関して、その都度、営業所間の事前確認が運用的に必要になります。

4. 入荷予定の引当

• 発注済みで未入荷の商品について、受注対して予定として紐付けすることができ、入荷時にその受注に引当されます。

5. 取置在庫からの引当

• 得意先、担当者、部門ごとの取置在庫からの引当も行えます。

• 受注入力で、在庫種別から取置在庫（部門）取置在庫（担当者）を選択することで、
  取置在庫からの引当が可能となります。

単価

1. 得意先マスタ

• 得意先（仕入先）別に設定された単価種別により、採用する単価を決定します。
  単価種別は伝票入力時に変更する事ができます。

2. 単価取得フロー

3. ランク単価：単価ランクを基にした掛率または単価

4. 掛率単価：得意先Ｍの掛率を基に算出した単価

5. 契約単価：得意先・商品CD別に設定した単価

6. 任意算出単価：得意先、納品先、商品、商品Grp、仕入先コードの組み合わせて設定することができる単価

• 単価属性マスタ保守で単価の属性を定義して、CSV抽出・取込で、CSVの単価データの取込を行う。