情報セキュリティ基盤導入事例

公益財団法人藤沢市まちづくり協会様 情報セキュリティ基盤導入事例

お客様プロフィール

湘南エリア最大の都市である神奈川県藤沢市は、江戸時代には東海道五十三次の宿場町として栄えました。近年は交通至便な居住環境が整った街づくりが進み、健康寿命日本一に向けた健康増進・介護予防等が市政のテーマとして掲げられています。また、藤沢市は江の島や鵠沼海岸をはじめとする豊かな自然に恵まれた観光地でもあり、ビーチスポーツに多くの人々が訪れる人気スポットとしても発展しています。

昭和61年に設立した公益財団法人藤沢市まちづくり協会(藤沢市まちづくり協会)様は、藤沢市の出資による公益法人として、魅力ある都市形成と豊かな地域社会の実現のための事業、心身障がい者等及び健康で働く意欲を持つ高年齢者の就業機会を確保・提供する事業などを展開しています。

公益財団法人 藤沢市まちづくり協会 様

法人名:
公益財団法人 藤沢市まちづくり協会 様
所在地:
神奈川県藤沢市円行2-3-17
URL:
http://f-machikyo.or.jp/

地域の健全な発展と市民の生きがいの充実および社会参加の推進に努める藤沢市まちづくり協会様は、時代と共に多様化する市民ニーズへの対応品質を向上することを目的に、ICTを活用した業務効率化を進めてきましたが、事業の拡大と共に、システムで取り扱う情報セキュリティ強化にも取り組んでいます。

導入の背景

個人情報など重要データの取り扱いが増大

協会の事業は大きく3つに分類されます。一つ目は、活動拠点としての施設の効果的な運営管理を行い、地域コミュニティの交流と振興を促進する「まちづくり推進事業」。 藤沢市長久保公園都市緑化植物園、新林公園など市内の多くの公園や、藤沢市湘南台文化センターこども館の管理運営を行うとともに、地域の団体やボランティアの参加による、まつりなどの開催やプラネタリウムの番組制作など、地域の活性化につながる市民交流を図っています。

二つ目は、社会参加を希望する心身障がい者等への就業機会を提供することで、生きがいの充実と福祉の増進を進める「生きがい就労センター事業」。藤沢市生きがい福祉センターの指定管理者として、パンフレットの封入や組立等の軽作業、カーテン等の縫製作業、和洋服のリフォームなど、社会参加の活動を推進しています。

三つ目は、60歳以上の健康で働く意欲のある市民が、自らの能力や経験を生かして働き、仕事を通じて健康増進や生きがいを充実させ、地域社会に貢献する「シルバー人材センター事業」。除草・清掃などの軽作業、市営自転車等駐車場や公民館の管理など、高年齢者への就業機会の提供を継続しています。

総務課 上級主査 松永 慎一郎 様

様々な事業を積極的に展開するために、従来よりICTによる業務の標準化も積極的に進めていましたが、個人情報などのデータ取り扱いの増大に伴い、対応するシステム環境の再整備と情報セキュリティ基盤の強化で、データ漏洩などの事故を未然に防ぎ、さらに市民に信頼される事業活動を推進することが活動テーマとなりました。

導入の目的

セキュリティ強化と並行して業務システムを再整備

セキュリティの強化と並行して、多くの個人情報を取り扱うシルバー人材センターと市営自転車等駐車場の課題抽出を行ったところ、シルバー人材センターについては、受注件数の増加と共に事務量も増大してきたことで、進捗状況の把握や、対応できる会員を速やかに割付することが難しくなっていました。

シルバー人材センター 生きがい就労センター 上級主査 田中 雄一 様

自転車等駐車場では、毎月発生する契約更新処理や入金処理に加えて、利用実績や利用状況の報告業務に長時間を要していることが課題であり、運用システムの再整備も実行することとし、シルバー人材センターや自転車等駐車場管理のICT運用に定評があり、公共団体のセキュリティ対策にも豊富な実績を持つWorkVision(ワークビジョン)に構築を委託しました。

導入のポイント

プラットフォームに情報セキュリティポリシーを適用

ワークビジョンの提案は、事業運営のシステムについては業務の効率化を、各システムの稼動するプラットフォームには藤沢市まちづくり協会の情報セキュリティポリシーを適用し、強固なセキュリティ対策を施すものでした。

藤沢市まちづくり協会の情報セキュリティポリシーは、藤沢市の情報セキュリティポリシーに準拠するもので、保有する情報資産を事件や事故から守ることを目的に、全職員の意識改革に基づく全組織的な取組を行うと共に、適正な情報資産の取扱いを確保し、情報セキュリティの維持、向上に努めるものです。

ワークビジョン自体も、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS) を構築しており、重要な情報資産の機密性、完全性、可用性を確保し、組織的な情報セキュリティ管理に取り組んでいるベンダーであり、自社実践に基づく有効なセキュリティ提案に、経験の豊富さを感じました。

導入の効果

市民情報を確実に守ることのできる基盤作りが実現

システムの再整備により、シルバー人材センター事業では、会員・発注者のスピーディーな検索が可能となり、過去の受注履歴の一覧表示が可能となりました。毎月発生する発注者への請求書の発行及び入金状況の管理、就業会員向けの月次明細書の送付、各種統計帳票の作成など、複雑な運用も迅速に対応できています。

また、自転車等駐車場管理においては、定期利用および一時利用状況のリアルタイム表示、さらに月次の契約更新や入金も一括処理が可能となり、職員の負荷改善に加えて、業務プロセスの最適化が実現しました。

導入構成の図

そして、情報セキュリティに関しては、ランサムウェア対策をはじめ、指紋認証による情報漏洩対策、ActiveDirectryの構築によるセキュリティポリシーの一括管理が可能となりました。また、資産管理ツールの適用で、情報漏洩の原因となり得るUSBデバイス、スマートフォンなどの外部媒体による持ち出しやウイルス感染を防止しています。さらに、ファイアウォールによる不正アクセス対策など、市民情報を確実に守ることができる基盤作りが実現しました。

今後、各種手続のオンライン利用が進む中、情報セキュリティは継続した対策が必要です。ワークビジョンによる業務システムの整備と、それを支えるプラットフォームのセキュリティ対策は、正常かつ円滑な事業活動の運営基盤ともなり、大いに評価しています。

今後の展開

ICTの有効活用で市民サービスのイノベーションを推進

市民生活に貢献する事業の展開には、情報を的確に把握し、環境や要因を分析して速やかに課題を明確にすること。そして、課題への対策をタイムリーに実行することが必要です。

今後も、ICTを有効活用することで更なる経営改善と事業の拡大を進め、地域社会の健全な発展と市民の福祉の増進に寄与するとともに、市民サービスのイノベーションに取り組んでまいります。

魅力ある都市形成と豊かな地域社会の実現を推進する藤沢市まちづくり協会様。ワークビジョンは、ICTで多彩な事業活動と情報セキュリティをサポートいたします。(写真は、藤沢市の観光スポット「江の島」と周辺の風景です。)

江の島

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※この記事は2020年1月に取材した内容を元に構成しています。 記事内における数値データ、組織名、役職などは取材時のものです。

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