公益財団法人河野臨牀医学研究所
附属 品川リハビリテーション病院 様

お客様プロフィール

「リハビリテーションとは、身体的、精神的、かつまた社会的に最も適した機能水準の達成を可能とすることによって、各個人がみずからの人生を変革していくための手段を提供していくことをめざし、かつ時間を限定したプロセスです。(※)」※引用元:国際障害者世界行動計画(1982年)による定義

回復期リハビリテーション病棟84床と、医療型療養病棟46床を有する、河野臨牀医学研究所 附属品川リハビリテーション病院様は、昭和47年の開院以来、各部署が専門知識と経験を生かし、患者様やご家族様の在宅生活やリハビリニーズに応え、在宅復帰率60%を維持しています。

また、脳血管障害で生じる痙性麻痺に対するボトックス療法や、磁気で大脳を刺激して、脳を活性化させるTMS(経頭蓋磁気刺激)治療の施行など、入院後のカンファレンスにより、最も適切なプログラムを作成することで、患者様ひとり一人の在宅復帰を目指しています。

病院名:
公益財団法人河野臨牀医学研究所
附属品川リハビリテーション病院 様
所在地:
東京都品川区北品川5-2-1
URL:
http://kcmi.or.jp/shinagawarehabilitation/

患者様が地域社会で安心して生活ができるように、チーム医療で高品質のサポートを提供する同院のテーマは、医療事務の効率化による患者様へのサービス向上と、情報共有化の促進でした。

導入の背景

病院から在宅へのシームレスなサービスを提供

当院は、「真療」という思いやりの精神で、地域に根ざした医療とリハビリテーションを提供しています。2018年には、品川区との共同事業で地域包括ケアを実現する複合施設「品川リハビリテーションパーク」を開設し、さらなるチーム医療の強化に加え、併設する介護老人保健施設・訪問看護・デイケアとの一体運用で、病院から在宅までシームレスな医療と介護のトータルサービスを強化しています。

医師、看護師、介護職、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、栄養士、薬剤師によるトータルケアで、高度なサービスを提供するために、従来より業務改善を進めてきましたが、専門分化した診療や検査への対応で複雑化してきた院内業務プロセスの効率化が、新たなテーマとして抽出されました。(松崎様)

理事 財団事務局長 品川リハビリテーションパーク事務長   松崎 安孝 様

導入の目的

ICT活用で質と効率性と安全性を向上

品川リハビリテーションパークは、品川区民のための都市型モデル施設であり、その機能のひとつが、効率的な施設と情報通信技術の利用による、低コストで質の高いサービス提供です。

当院も、監視カメラやICカード入退出管理システムによるセキュリティ強化、離床センサーによる安全性の確保、廊下に常設したフラットパネルによる非常時の情報提供など、ICTを活用する施設運営を進めていますが、研究目的の法人としても、リハビリデータ利活用のプロセスを効率化するために、診療をサポートし患者との円滑なコミュニケーションを実現する電子カルテシステム、オーダリングシステム、そして医事会計システムを強化することといたしました。(松崎様)

導入ポイント

チーム医療を推進するシステムの構築へ

システムの構築は、当院のICT 運用をサポートしているWorkVision(ワークビジョン)に委託しました。医療サービスの向上は、様々な診療情報を連携させて共有を図ることが必須です。同社の提案は、各システムがスムーズに連携するもので、医療機関での多くの導入ノウハウを感じるものでした。

先ず直感的に操作ができる分かりやすい画面展開は高い評価ポイントでした。オーダリングシステムは、医師のデータエントリーや各部門からの検査結果データが正確かつタイムリーに医師にフィードバックされ、患者様へのサービス向上に繋がることを要件としました。

医事会計システムは、患者情報の詳細が管理できる運用性と、オーダリングシステムと連携できる拡張性が大きなポイントでした。将来的な機能分化や包括算定化などの制度変化にも対応が容易なことも評価しました。

電子カルテシステムは、院内に加え急性期病院での診療内容まで複数施設のデータを運用できるもので、オーダリングシステムをはじめ院内の各部門に分散する様々なシステムとの連携を可能とし、プロセスの効率化を促進する提案でした。(鮫嶋様)

病院事務部 管理課 情報システム担当 係長   鮫嶋 愼一 様

導入の効果

正確かつタイムリーな診療情報の共有化を実現

システムの導入により、正確かつタイムリーな診療情報の共有が実現し、ペーパーレス化が加速しました。また、無線LANと移動テーブルのドッキングステーションを活用することで、医師は患者様の枕もとで電子カルテを利用することが可能となり、診療時に重複した記載をすることがなくなりました。

病院事務部 管理課 情報システム担当   高橋 玲緒奈 様

検査結果、指示情報など、データ活用が進んだことで、患者様に診療方針のご了解を得る(インフォームド・コンセント)サポート体制の強化、患者様の状態に柔軟に対応できる入院診療計画書(クリニカルパス)の早期提供を実現し、院内のコミュニケーション向上にも効果的でした。(高橋様)

導入効果の図

加えて、医事会計システムによる処方データコンバートのスピードアップによる患者様サービスの充実化、レセプトデータの自動作成による業務時間の短縮化など、ICT活用による様々な業務プロセスの改善は、各スタッフのスキルアップを促進し、良質な医療を継続するための環境整備に有効です。

WorkVision(ワークビジョン)の構築システムは、医療サービス全般の質向上につながり、診療の意思決定を確実化できるものでした。(高橋様)

今後の展開

さらに質の高い医療と地域福祉を増進

今後も、院内情報の可視化による業務プロセス改善、また介護老人保健施設とのデータ連携を進めることで、急性期医療そしてリハビリを中心とした介護医療まで、トータルヒューマンヘルスケアーの構想に基づいた質の高い医療と、地域の福祉増進に寄与してまいります。(松崎様)

地域包括ケア実現のための複合施設を中心に、「真療」という思いやりの精神で地域のリハビリ介護に取り組む河野臨牀医学研究所附属品川リハビリテーション病院様。WorkVision(ワークビジョン)は、ICT活用による質の高い医療サービスをサポートいたします。

パンフレットダウンロード

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※この記事は2019年9月に取材した内容を元に構成しています。 記事内における数値データ、組織名、役職などは取材時のものです。

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