社会福祉法人 三井記念病院 様

お客様プロフィール

1906年(明治39年)、三井家総代三井八郎右衞門が、貧困により医療を受けられなかった人たちのために私財を投じて設立した財団法人三井慈善病院をルーツとする社会福祉法人三井記念病院様は、100年を超える歴史を積み重ねてきた現在も、創立以来の理念が変わることなく、三井グループの支援のもと医療に尽力しています。

高度急性期医療の推進、快適な療養環境の整備、患者にやさしいデザイン・設備の導入などを目的に、100周年事業として建て替えられた地上19階、地下2階の入院棟は、院内感染対策の強化、セキュリティの向上、プライバシーへの配慮、災害対策の強化などを実現し、外観は都心施設との調和を図りオフィスビルやホテルをイメージしています。

会社名:
社会福祉法人 三井記念病院 様
所在地:
東京都千代田区神田和泉町1番地
URL:
https://www.mitsuihosp.or.jp/

2013年には東京都知事より「東京都災害拠点病院」の指定を受け、「地域になくてはならない病院」として地域との連携を強化しています。また、2016年には国際的な医療機能評価(JCI)の認定を全国で17番目に取得し、患者安全の徹底・医療の質の更なる向上を日々目指しています。

現在、同院が注力しているのは、患者様のために診療科の垣根を越えて設置した「がん診療センター」と「心臓大動脈センター」です。院内での情報共有を深めることで、リスクの高い疾患にも綿密に連携して治療にあたっています。

一貫した社会福祉の精神に基づき、高度な医療を絶えず提供している三井記念病院様の課題は、病院特有の複雑な勤務パターンや雇用形態を管理する業務の効率化と省力化でした。

導入の背景

最適な組織運営を行うことが改善テーマ

三井記念病院のロゴマークは、元気に育つ2つの若葉で「最新の医療・最良の医療」という理念を示し、濃淡の2色の青で、医療機関としての「信頼性」と「親しみやすさ」を表現しています。

また、病院名の頭文字である「M」を描き、外側から内側へ伸びるラインは、地域に根ざした基幹病院でありたいとの願いがこめられ、千代田区や町会との防災訓練の実施など、地域密着の取り組みも進めています。

事務部 総務人事課 シニアマネージャー 柿沼俊行様

いま、少子高齢化、医療技術の進歩など、医療を取り巻く環境は日々変化しています。当院では、医療に従事する多種・多様な医療スタッフが、それぞれが持つ専門性を活かして互いに連携することで、患者さまの状況に的確に対応するチーム医療を進め、医療の質や安全性を向上させています。

その一方で、医療現場を支える事務の効率運営、特に人的資産を管理した最適な組織運営を行うことが改善すべきテーマとして挙げられていました。(柿沼様)

導入の目的

管理体制の効率化と業務コストの削減へ

病院には、医師、看護師、コメディカル、事務職員など、様々な職種があり、それぞれに独特多数の勤務体系があることから、出退勤や雇用の管理に多くの業務時間を要していました。

従来の就業管理システムは、複雑な勤務パターンの管理ができず、また個別の就業状況の把握には紙資料の確認が必要となり、煩雑な業務処理となっていました。

事務部 総務人事課 アシスタントチーフ 森下千尋様

また、人事管理面ではスタッフの情報検索や退職者の照会が事務の大きな負担になっていました。さらに給与計算を外部委託していたためデータの受け渡しに日数を要していたことなども、改善すべき課題でした。

そこで、院内の管理体制の効率化と業務コストの削減を図ることとし、就業・人事・給与それぞれの業務データが連動するシステムへリニューアルを進めることといたしました。(森下様)

導入ポイント

総務系データを一元管理するシステム構築

複数のベンダーより提案を受けた結果、多くの医療機関に納入実績があり、複雑な勤務パターンや雇用形態への対応にノウハウを持つ東芝ソリューション販売に、総務系データの一元管理を可能とするシステム構築を委託しました。

就業管理については、多種多様な勤務パターンがある人員の就業状況をリアルタイムで把握できること、また勤務区分毎の休暇や勤務日数の管理ができ、時間外手当の集計や給与へ反映するデータが自動生成できることを要件としました。

人事・給与では、職種別での年齢構成や勤続年数など多面的な人事管理が可能となること、退職者の照会がスムーズであること、給与制度の変更にも容易に対応できること、そしてコンプライアンスにも対応できることを要件としました。(柿沼様)

導入の効果

病院運営の効率化と省力化を実現

導入後は、病院独特の勤務体系に、就業・人事・給与ともに要件を満たしていることはもちろん、採用計画、育成計画、配置計画など、経営層への提案に必要となるデータの抽出も容易となり、人材計画への対応が迅速化しています。

また、データ連携による転記や重複する確認時間のゼロ化により、就業時間を自動反映する給与計算、賞与計算との並行処理が可能になるなど、これまで長時間を要していた様々な業務のスピードが飛躍的に向上し、効率化と省力化を実現しました。

導入効果の図

さらに、二次効果としてペーパーレス化が進み、各担当者からは「期待以上の効果」と好評です。
いま、東芝ソリューション販売と病院の担当者がひとつのチームとなっていると感じています。
これからも働きがいのある病院環境の整備を共に取り組んでいきたいと考えています。(森下様)

今後の展開

データ活用で総合的な人材管理を推進

東芝ソリューション販売の構築した環境では、従来のシステムでは見えなかった膨大な人事データを、容易に検索・抽出・加工することが可能となりました。

これからの人事管理は、データ活用が不可避であると考えています。今後は、戦略的な人的財産管理のためのデータ分析、急速な社会環境の変化に追従する質の高いタイムマネジメントなど、将来を見据えた総合的な人材管理を進めてまいります。(柿沼様)

明治の世に、三井八郎右衞門が目指した三井記念病院の医療福祉の精神は、関東大震災や空襲など幾多の苦難を乗り越え、次の100年へ脈々と受け継がれています。

東芝ソリューション販売は、ICTで人的資産管理による最適な組織運営をサポートし、患者さまを支えるチーム医療に貢献します。

パンフレットダウンロード

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※この記事は2017年8月22日に取材した内容を元に構成しています。 記事内における数値データ、組織名、役職などは取材時のものです。

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