目標管理制度(MBO)の問題点とは?対処法4つと併せて紹介!

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企業で導入されている目標管理制度(MBO)

目標管理制度(Management By Objectives:MBO)は、社員個人の目標を組織の目標と連動させることにより、社員の能力向上と企業の業績アップの両方を達成することを狙いとしています。著名な経営思想家であるピーター・ドラッカーが提唱しました。

目標管理制度を導入するメリット

目標管理制度を導入する大きなメリットは、社員のモチベーション向上と能力の最大化です。目標管理制度の導入により、社員が仕事に意欲的に取り組み、自己研鑽を積んで能力を高めることで、企業全体の利益にもつながります。また、目標とその達成度が明確であるため、社員の評価がしやすいというメリットもあります。

モチベーションが向上する

目標管理制度の導入により、社員の仕事に対するモチベーションが向上します。なぜなら、目標管理制度で設定する個人の目標は、組織の目標とも連動しているからです。そのため、個人の目標を達成することが、会社に利益をもたらしていると実感しやすくなります。自分は会社の役に立っていると実感できれば、仕事への意欲やモチベーションが上がります。また、人事考課において目標の達成度合いを評価に反映することで、社員の評価への納得感が高まります。努力した分だけ評価されるようになるため、社員のモチベーション向上にもつながります。

能力が発揮できる

目標管理制度の導入により、社員が個人の能力をより発揮できるようになります。目標管理制度で設定するのは、今よりも努力すれば達成できるレベルの目標です。そのため、社員は目標達成のために試行錯誤し、自己研鑽を積むことが求められます。一つの目標を達成できたら、次はさらにレベルアップした目標にチャレンジしていきます。この繰り返しにより、社員は能力を十分に発揮し続けることが可能になるのです。

目標管理制度の問題点と対処法4つ

目標管理制度は、社員と企業の双方にとって魅力的な人事制度ですが、目標達成にとらわれすぎるという問題点があります。運用の方法を間違えると、正反対の結果を招くことにつながりかねません。目標管理制度の導入前に、問題点と対処法をきちんとおさえておきましょう。

問題点と対処法1:目先の目標に執着してしまう

目標管理制度の1つ目の問題点は、社員が目先の目標に執着してしまう危険性があることです。目標管理制度は、目標を達成できるか否かが個人の成績につながるため、目先の利益に執着するあまり企業全体が見えなくなり、結果として全体のパフォーマンス低下を招いてしまいます。そうならないためには、目標設定の段階で、企業の目標と社員個人の目標をきちんと連動させることが大切です。間違えて運用しないためにも、部下の目標を管理する管理職の意識が重要になってきます。

問題点と対処法2:目標設定が低くなる

目標管理制度の2つ目の問題点は、目標達成に執着するあまり、目標設定が低くなりがちになることです。達成できた目標の数で評価が決まるならば、難しい目標を1つ達成するより簡単な目標を2つ達成した方が楽だと考えるのは当然のことです。そうした安易な目標設定では、社員の能力は向上しませんし、企業の業績も上がりません。対処法は、目標を達成できたか否かだけでなく、その目標の内容についても評価することです。簡単な目標を多く達成した社員より、難しい目標を自ら設定し達成した社員を高く評価するなど、社員が自主的にレベルの高い目標にチャレンジしていくような工夫が必要です。

問題点と対処法3:個人主義が助長される

目標管理制度の3つ目の問題点は、個人主義が助長されかねないことです。とくに部下や後輩をもつ立場の社員に起こりがちですが、自分の目標達成に関係ない後進の育成を怠るようになります。また、それぞれが個人の目標にとらわれすぎると、チームの助け合いや協調性も失われてしまいます。そこで、グループとしての目標も設定することで、個人主義の助長を防ぐことが可能です。グループ全体の利益のために考え行動することで、企業を牽引するリーダーを育成することにもつながります。

問題点と対処法4:プロセスを軽視してしまう

目標管理制度の4つ目の問題点は、結果ばかり重視しプロセスを軽視しがちになることです。結果ばかり重視していると、どんな手を使ってでも目標が達成できればいいという考えになり、不適切なアプローチが生じやすくなります。目標管理制度では、目標に対するプロセスの評価も行いましょう。それにより、目標達成ができなくても評価するポイントができ、社員も高度な目標にチャレンジしやすくなります。

目標管理制度は問題点に注意しながら運用しましょう

目標管理制度(MBO)の運用には、正しい知識や事前準備が必要です。目標管理制度のメリット・デメリットをきちんと理解し、企業や社員のために適切に運用しましょう。目標管理制度の導入を考えている人には、WorkVision®目標管理クラウドがおすすめです。月額1ユーザー100円で、10ユーザーから利用が可能となっています。詳しくは下記リンクをご覧ください。目標記入シートのサンプルをダウンロードして参考にすることもできます。

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