2026年02月05日
カテゴリ:総務
コンピテンシー評価とは、高い成果を出す人材に共通する行動特性(コンピテンシー)を基準に人材を評価する手法です。
従来の評価制度が持つ課題を解決し、従業員の納得感を高めながら組織の成長を促進する手法として注目されています。
INDEX
コンピテンシー評価とは?成果を出す人材の行動に着目した評価制度
コンピテンシー評価とは、企業内で高い業績を上げている人材(ハイパフォーマー)の行動特性を分析し、それを評価基準として用いる人事評価制度です。
この評価制度の大きな特徴は、成果という結果だけでなく、その成果を生み出すに至った行動やプロセスに着目する点にあります。
つまり、どのような行動が成果に結びついたのかという内容を評価する行動評価の一種であり、その意味で、従業員の具体的な行動変容を促し、育成につなげやすい手法といえます。
そもそも「コンピテンシー」の意味とは?
コンピテンシーとは、特定の職務や役割において、高い業績や成果を一貫して創出する個人の行動特性を指します。
この概念は、ハーバード大学のマクレランド教授の研究を基に、弟子のスペンサーらによって体系化されました。
単なる知識やスキルの有無だけでなく、それらを活用して成果に結びつけるための動機、価値観、自己認識、思考様式なども含まれます。
企業においては、全社員に共通して求められる価値観や行動規範を「コアバリュー」として設定し、組織文化の醸成や戦略の浸透に活用するケースもあります。
潜在的な能力ではなく、実際に発揮され、成果につながる行動が重視される点が特徴です。
なぜ今コンピテンシー評価が注目されているのか
コンピテンシー評価が注目される背景には、成果主義評価の限界があります。
結果のみを重視する評価制度は、短期的な成果を追求するあまり、プロセスやチームワークを軽視する傾向を生み出しました。
これに対し、コンピテンシー評価は成果に至る行動プロセスを評価対象とするため、従業員は自身のどのような行動が評価されるのかを具体的に理解できます。
これにより、評価に対する納得感が高まり、人材育成にも直結します。
現代における多くの企業が、持続的な成長のためには再現性のある成果を生み出す人材の育成が不可欠だと考えており、そのための有効な手法としてコンピテンシー評価への関心が高まっています。
従来の人事評価(能力評価)との明確な違い
コンピテンシー評価は、従来からある他の人事評価制度といくつかの点で明確に異なります。
例えば、潜在的な知識やスキル、経験などを評価する能力評価に対し、コンピテンシー評価はそれらが実際の業務でどのように発揮され、行動として表れているかを評価します。
また、売上や契約数といった業績結果そのものを評価するパフォーマンス評価とも異なり、その成果に至るまでの行動プロセスに着目する点が特徴です。
さらに、企業の理念や価値観の体現度を評価するバリュー評価としばしば比較されますが、バリュー評価が理念への共感を測るのに対し、コンピテンシー評価は成果に直結する具体的な行動を基準とする点で区別されます。
コンピテンシー評価を導入する4つのメリット
コンピテンシー評価を導入することは、企業にとって多くのメリットや強みをもたらします。
評価基準が具体的かつ明確になるため、評価者によるブレが少なくなり、公平な人事評価が実現しやすくなります。
また、従業員一人ひとりが目指すべき行動モデルを具体的に理解できるため、効率的な人材育成や自己成長の促進が可能です。
さらに、企業の経営戦略と連動した評価項目を設定することで、組織全体の目標達成力を高める効果も期待できます。
これらに加えて、結果として従業員のモチベーション向上にも寄与します。
評価基準が明確になり公平な評価を実現できる
コンピテンシー評価の最大のメリットは、評価基準が明確になることです。
評価項目が「〇〇を達成するために、〇〇のように行動したか」といった具体的な行動で示されるため、評価者の主観や印象に頼った判断を排除しやすくなります。
これにより、評価者による評価のばらつきが抑制され、組織全体で一貫性のある公平な評価が実現可能です。
被評価者である従業員も、どのような行動が評価されるのかを具体的に把握できるため、評価結果に対する納得感を得やすくなります。
この透明性の高い基準は、上司と部下の信頼関係を深め、建設的なフィードバックの土台となります。
育成すべきスキルが明確になり人材育成を効率化できる
コンピテンシー評価は、人材育成の効率化に大きく貢献します。
高い成果を出す人材の行動がモデルとして示されているため、従業員は自身の現状とそのモデルとのギャップを客観的に認識できます。
これにより、次にどのようなスキルを習得し、行動を改善すればよいかという具体的な目標設定が容易になります。
企業側としても、従業員一人ひとりの強みや課題をコンピテンシーの観点から把握できるため、個別の育成計画を立てやすくなります。
また、組織全体で不足しているコンピテンシーを特定し、的を絞った教育研修プログラムを企画・実施することも可能です。
企業のビジョンや戦略と人材評価を連動させられる
コンピテンシー評価は、企業の経営戦略と人事評価制度を効果的に連動させるツールとして機能します。
まず、企業のビジョンや中期経営計画を達成するために、従業員にどのような行動を求めるのかを定義し、それをコンピテンシーモデルに落とし込みます。
例えば「顧客第一主義」を掲げる企業であれば、「傾聴力」や「課題解決提案力」といったコンピテンシーを評価項目に設定します。
このように、戦略の実現に必要な行動を評価基準とすることで、従業員の日常業務における意識や行動が自然と企業の目指す方向へと導かれます。
結果として、組織全体の戦略実行力が高まります。
従業員のモチベーション向上につながる
明確な評価基準と人材育成への貢献は、従業員のモチベーション向上にも良い影響を与えます。
従業員は、どのような行動を取れば評価され、成長できるのかが具体的にわかるため、日々の業務に対する目的意識を持ちやすくなります。
成果が出なかった場合でも、そのプロセスにおける適切な行動は評価されるため、挑戦意欲が削がれにくい構造です。
また、上司からのフィードバックも具体的になるため、自身の課題を前向きに受け止め、改善に取り組む意欲が湧きやすくなります。
自身の成長が会社の評価につながるという実感は、仕事へのエンゲージメントを高める要因となります。
知っておくべきコンピテンシー評価の3つのデメリット
コンピテンシー評価は多くのメリットを持つ一方で、導入と運用にはいくつかのデメリットや課題も存在します。
主に挙げられるのは3つで、第一に、自社に適した評価モデルを構築するための時間と手間が大きいこと。
第二に、一度作成したモデルが事業環境の変化に対応しきれず、陳腐化してしまうリスク。
そして第三に、そもそも設定したモデルが不適切で、成果に結びつかない可能性がある点です。
これらの課題をあらかじめ理解し、適切な対策を講じることが重要です。
導入までに時間と手間がかかる
コンピテンシー評価の導入における最大の課題は、評価モデルの作成に多大な時間と労力がかかる点です。
導入にあたり、最初に自社で高い成果を上げている従業員を対象に、詳細なインタビューや行動観察を行い、その結果を分析して成果に結びつく共通の行動特性を抽出する必要があります。
このプロセスには専門的なノウハウが求められるため、人事部門だけで完結させることは難しい場合が少なくありません。
準備不足のまま導入を急ぐと、実態にそぐわないモデルが作成され、制度自体が無駄になる恐れがあります。
したがって、導入を決断する際には、十分なリソースと時間を確保しておくことが必要です。
評価モデルが環境変化に対応しにくい
コンピテンシー評価のモデルは、一度作成したら終わりではありません。
市場の動向、技術の進歩、顧客ニーズの変化など、企業を取り巻く環境は常に変化しています。
それに伴い、企業が従業員に求める行動特性も変わるため、評価モデルが時代遅れになる、いわゆる「陳腐化」のリスクが常に存在します。
例えば、数年前に作成したモデルでは、現在重要視されているDX推進に関連するスキルや行動が考慮されていないかもしれません。
このような環境変化に対応できなければ、評価制度が実態と乖離し、有効に機能しなくなるため、定期的なモデルの見直しが不可欠です。
設定した評価モデルが適切でない可能性がある
コンピテンシーモデルの質は、評価制度全体の成否を左右します。
モデルの作成過程で、ハイパフォーマーの選定を誤ったり、行動分析が不十分だったりすると、成果とは直接関係のない行動を評価基準として設定してしまう失敗のリスクがあります。
不適切なモデルに基づいて評価が行われると、従業員は誤った方向に努力することになり、個人の成長が阻害されるだけでなく、組織全体の生産性を低下させる原因にもなりかねません。
このような失敗を避けるためには、客観的なデータに基づき、複数の視点から慎重にモデルを構築するプロセスが重要です。
コンピテンシー評価の導入手順を3ステップで解説
コンピテンシー評価を導入する際は、体系的なフレームワークに沿って進めることが成功の鍵です。
ここでは、その具体的な方法を3つのステップに分けて解説します。
まず、関係各所からメンバーを集めてプロジェクトチームを立ち上げ、全社的な協力体制を築きます。
次に、制度の核となる評価基準、すなわちコンピテンシーモデルを作成します。
最後に、本格導入の前に一部の部署で試行し、課題を洗い出して評価方法を調整するという流れが一般的です。
Step1. 評価制度のプロジェクトチームを立ち上げる
コンピテンシー評価の導入を成功させる最初のステップは、適切なプロジェクトチームを組成することです。
このチームには、人事部門の担当者だけでなく、経営層や各事業部門の管理職、現場の従業員代表など、様々な立場の人員を含めることが望ましいです。
経営層は企業のビジョンや戦略との整合性を確保し、現場のメンバーは実務に即した意見を提供します。
多様な視点を取り入れることで、全社的に納得感のある制度設計が可能になります。
チーム発足後は、導入の目的、スケジュール、各メンバーの役割を明確に共有し、円滑なプロジェクト進行を目指します。
タレントマネジメントシステムのようなツールを活用し、情報共有を効率化することも有効です。
Step2. 評価基準となるコンピテンシーモデルを作成する
プロジェクトチームが立ち上がったら、次に評価の根幹となるコンピテンシーモデルを作成します。
まず、社内の各部門から継続的に高い業績を上げているハイパフォーマーを複数名選出します。
次に、選出した人材に対してインタビューや行動観察調査を実施し、成果に直結している具体的な行動特性を詳細に洗い出します。
この際、「どのような状況で」「何を考え」「どのように行動したか」を深掘りすることが重要です。
抽出された多数の行動特性をグルーピングし、抽象度を高めて評価項目として整理・体系化していきます。
最終的に、全社共通の項目、階層別の項目、職種別の項目などを定義し、モデルを完成させます。
Step3. 試行導入により評価制度を調整する
完成したコンピテンシーモデルと評価制度は、すぐに全社展開するのではなく、まず一部の部署や階層を対象に試行導入(パイロットテスト)を行います。
このテスト運用の目的は、本格導入前に制度の課題や問題点を洗い出すことです。
試行期間中は、評価者と被評価者の双方から、評価項目の分かりやすさ、評価プロセスの運用負荷、評価結果の納得感などについてヒアリングやアンケートを通じてフィードバックを収集します。
そこで得られた意見を基に、コンピテンシー項目の表現を修正したり、評価レベルの定義をより具体的にしたりといった調整を加えます。
この調整プロセスを経て制度の完成度を高めてから、全社へと展開します。
【職種別】コンピテンシー評価の項目例
コンピテンシー評価の項目は、企業の理念や戦略を反映した全社共通のものと、各職種の専門性に応じて設定されるものに大別されます。
ここでは、どのような評価項目が考えられるのか、具体的な例をいくつか紹介します。
全社共通で設定される基礎的な項目から、営業職、管理職、エンジニア職といった特定の職務に求められる専門的な項目まで、様々な例を参考にすることで、自社の評価項目を作成する際のイメージを具体化できます。
全社共通で設定される項目例
全社共通のコンピテンシーは、企業の従業員として、役職や職種にかかわらず全員に求められる行動特性を定義したものです。
多くの場合、企業の行動指針や価値観が反映されます。
具体的には、「主体性」「チームワーク」「顧客志向」「コンプライアンス遵守」「自己成長意欲」といった項目が挙げられます。
これらの各項目には、行動の達成度合いを示す評価レベルが設定されるのが一般的です。
例えば、「主体性」という項目に対して、レベル1「指示された業務を確実に遂行する」から、レベル5「現状を分析し、組織の課題を発見して自ら解決策を提案・実行する」まで、5段階で具体的な行動内容を定義します。
営業職に求められる項目例
営業職のコンピテンシー評価では、単なる売上目標の達成度だけでなく、持続的に成果を生み出すための行動が評価されます。
具体的な項目例としては、「目標達成意欲」「情報収集・分析力」「課題発見力」「関係構築力」「交渉力」「プレゼンテーション能力」などが考えられます。
例えば、「関係構築力」では、顧客と良好な関係を築くだけでなく、顧客企業の意思決定プロセスを把握し、キーパーソンとの信頼を深める行動が評価の対象となります。
「課題発見力」では、顧客の潜在的なニーズを引き出し、自社の商品やサービスで解決できる課題として明確化する能力が問われます。
管理職(マネジメント層)に求められる項目例
管理職(マネジメント層)には、個人の業績だけでなく、チームや組織全体の成果を最大化するための能力が求められます。
そのため、コンピテンシー項目もマネジメントに特化したものが中心となります。
例として、「リーダーシップ」「ビジョン浸透力」「部下育成力」「組織構築力」「問題解決力」「意思決定力」などが挙げられます。
「部下育成力」では、部下一人ひとりのキャリアプランを理解し、適切な業務の割り当てやフィードバックを通じて成長を支援する行動が評価されます。
「リーダーシップ」では、チームの目標を明確に示し、メンバーのモチベーションを高めながら目標達成に導く能力が評価の対象です。
エンジニア職に求められる項目例
エンジニア職のコンピテンシー評価では、プログラミングスキルなどの専門技術力に加えて、プロジェクトを成功に導くための様々な行動特性が評価されます。
重要な項目として、「論理的思考力」「品質への徹底」「技術的探求心」「学習意欲」「チーム開発能力」「問題解決能力」などが挙げられます。
例えば、「技術的探求心」では、担当業務に必要な技術だけでなく、新しい技術トレンドを常に追いかけ、自己学習を通じてスキルアップを図る姿勢が評価されます。
チームで開発を進めるエンジニアにとって、他者と円滑に連携し、知識を共有しながら開発を進める「チーム開発能力」も不可欠なコンピテンシーです。
【例文あり】コンピテンシー評価シートの書き方とポイント
コンピテンシー評価を実際に運用する際には、評価シートを使用します。
このシートは、期初に目標を設定し、期末に自己評価と上司評価を記入して評価面接で活用する重要なツールです。
ここでは、自己評価を行う従業員と、フィードバックを行う上司(評価者)、それぞれの立場から評価シートを書く際のポイントを解説します。
具体的なサンプルやテンプレートとして参考にできる例文も交えながら、効果的な記述方法を紹介します。
自己評価の書き方のポイントと例文
自己評価を記入する際の書き方で最も重要な点は、評価項目に対して自身の行動を客観的な事実に基づいて具体的に記述することです。
「頑張った」といった抽象的な表現は避け、「(Situation:状況)の中で、(Task:課題)に対し、(Action:行動)した結果、(Result:成果)となった」というフレームワークを意識すると、説得力のある内容になります。
例えば「後輩指導」という項目であれば、「新人の〇〇さんが作業に不安を抱えている状況で、独り立ちを目標とし、週1回の個別指導と日々の声かけを実践した結果、3ヶ月以内に一人で業務を完遂できるようになった」といった具体的な書き方が求められます。
上司(評価者)からのフィードバックの書き方と例文
上司が部下へのフィードバックを記入する際は、評価結果を伝えるだけでなく、部下の成長を促すことを目的とします。
そのためには、良かった点と改善を期待する点の両方を、具体的なエピソードを交えて記述することが重要です。
部下の行動をよく観察した上で、客観的な事実に基づいてコメントを作成します。
例えば、「〇〇のプロジェクトにおいて、自ら課題を見つけて関係部署を巻き込み、解決に導いた行動は高く評価できる。今後は、その行動をチーム全体に広めるために、後輩への働きかけも意識すると、さらにリーダーシップを発揮できるだろう」といった、今後の成長につながる前向きな記述が望ましいです。
コンピテンシー評価を成功させるための3つの注意点
コンピテンシー評価の導入と運用を成功に導くためには、いくつかの注意点が存在します。
制度が形骸化したり、本来の目的から逸れてしまったりすることを防ぐための対策は不可欠です。
ここでは、特に重要となる3つのポイントを解説します。
第一に、常に「組織の成果向上」という本来の目的を見失わないこと。
第二に、評価モデルに縛られすぎず、状況に応じた柔軟な評価を心がけること。
そして第三に、事業環境の変化に合わせて定期的にモデルを見直すことです。
本来の目的である「成果向上」を見失わない
コンピテンシー評価を導入・運用する上で最も注意すべき点は、制度を機能させること自体が目的化してしまうことです。
評価シートの記入や評価面談の実施はあくまで手段であり、本来の目的は、従業員の行動変容を促し、組織全体の業績や成果を向上させることにあります。
評価者は、単に評価項目をチェックするだけでなく、その評価を通じて部下のどのような成長を支援し、チームの成果にどう結びつけるかを常に意識しなければなりません。
定期的に制度の目的を関係者間で再確認し、評価が作業になっていないかを見直すことが重要です。
評価モデルに固執せず柔軟な評価を心がける
コンピテンシーモデルは、評価の公平性や客観性を担保するための重要な基準ですが、それに固執しすぎると、思わぬ弊害を生むことがあります。
モデルで定義されている行動以外にも、賞賛に値する素晴らしい行動や、予期せぬ形で成果に大きく貢献した行動が存在するかもしれません。
評価者は、モデルを絶対的な物差しと捉えるのではなく、あくまで拠り所として活用し、個別の状況や文脈を考慮した柔軟な評価を心がけるべきです。
モデルに当てはまらないからといって優れた行動を見過ごすことのないよう、総合的な視点を持つことが求められます。
事業環境の変化に合わせて定期的にモデルを見直す
コンピテンシー評価制度の有効性を長期的に維持するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。
市場環境、技術革新、競合の動向など、企業を取り巻く外部環境は常に変化しており、それに伴って企業戦略も更新されます。
戦略が変われば、従業員に求められる行動特性、すなわちコンピテンシーも変化します。
したがって、年に一度など定期的に、現在のコンピテンシーモデルが最新の経営戦略や事業方針と整合性がとれているかを確認し、必要であれば項目の追加や削除、定義の変更といった見直しを行う必要があります。
この見直しを怠ると、制度が実態と乖離し、機能不全に陥るリスクがあります。
まとめ
コンピテンシー評価は、高い業績を上げる人材の行動特性を基準とし、成果に至るプロセスを評価する人事評価制度です。
評価基準が明確になることで公平性が高まり、人材育成の効率化や従業員のモチベーション向上といった多くのメリットが期待できます。
一方で、導入には多大な時間と労力を要する上、環境変化に合わせて評価モデルを定期的に見直さなければ陳腐化するリスクも伴います。
導入を成功させるためには、自社の経営戦略と深く連動したコンピテンシーモデルを慎重に設計し、制度本来の目的を見失うことなく、柔軟に運用していくことが求められます。
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