VDIとは？クラウド型仮想デスクトップがもたらすメリット3つ

個人の情報端末ごとにデスクトップサービスを稼働する必要がないため、運用コストの削減が可能です。また、パソコンのデスクトップ環境をクラウド上に集約しているため、セキュリティ面でも安心できるという特長があります。情報がクラウド上に管理されているため、万が一パソコンが盗難にあっても情報流出のリスクを低減できます。

クラウド型仮想デスクトップとは、一般的にはデスクトップをベンダーが管理するクラウド上のサーバーに置く仕組みです。

クラウド型仮想デスクトップには、すでに稼働しているデスクトップサービスをそのまま使用できるというメリットがあります。

具体的には、テレワークが手軽になること、運用コストの削減につながること、セキュリティを向上できることです。それぞれについて詳しく説明していきます。

クラウド型仮想デスクトップを導入することで、テレワークを手軽に行えるようになります。なぜなら、インターネットに接続できる環境があれば場所を選ばすに、どこでも業務ができるからです。

営業先などでも業務が可能になるうえ、新型コロナウイルスの影響や地震・台風といった突発的な災害時も、柔軟に在宅勤務が可能になります。

クラウド型仮想デスクトップの導入により、個別のデスクトップをクラウド上で一括管理できます。
つまり、アプリケーションのインストールや、必要に応じたアップデート、バックアップなどをまとめて実行することが可能ということです。

個別のセキュリティや管理の負担がなくなるため、コストや手間を大幅に削減することができます。

クラウド型仮想デスクトップでは、デスクトップ環境や作業データなどのすべてがクラウド上に集約されて管理されます。クラウド型仮想デスクトップを導入することで、セキュリティレベルが向上すると言えるでしょう。

データが端末に残らないため、パソコン本体の紛失・盗難による情報漏えいに備えることができます。デスクトップをリセットすることも可能ですし、不正アクセス防止用のプログラムのインストールや、アップデートも容易です。

また、仮想デスクトップ利用者が自由にソフトウエアをインストールする行為を防止できます。

クラウドVDIサービスは1台からでも利用できます。最低利用期間に関する規定がないことから試験的な利用ができるうえ、状況に応じた利用台数の増減も可能です。つまり、少ない台数でサービスのトライアルを行ってから本格的な導入ができるということです。

利用台数の増減も、サービスを提供しているベンダーに依頼すれば簡単に対応できます。

新しいシステムを導入するときにネックになるのが、設定や運用をどのようにするのかということでしょう。

こちらに関してもサービスを提供しているベンダーに依頼することで、初期設定や仮想デスクトップの増設、トラブルが生じた際の復旧作業など、面倒な部分をすべて任せることができるため、クラウド系のサービスの導入が初めての企業でも容易に運用することが可能です。

クラウド型仮想デスクトップについて紹介してきました。
クラウド型仮想デスクトップサービスは、在宅勤務などのテレワークなど柔軟な働き方に対応できる新しいソリューションです。
働き方改改革を意識した、クラウド型仮想デスクトップの導入を検討してみてはいかがでしょうか。