2020年04月09日
カテゴリ:総務
テレワークとは?
働き方改革の1つの形式として、テレワークが注目されています。テレ(tele)とは、離れたところという意味で、テレワーク(telework)とは直訳すると、職場とは離れた場所で働くことを指します。政府が主導している働き方改革では、働き手一人一人に応じた、多種多様な働き方を選択できる社会を目指しています。経済の活性化には、様々な環境の中で働くことのできる社会を実現することが必要です。様々な職種がある中でテレワークを拡大させるには、インターネットなどの情報通信技術(ICT)の活用が不可欠です。一般的にテレワークというと、これらICTの活用も含まれた意味合いを持っています。
テレワークの種類
テレワークは、在宅勤務・モバイルワーク・サテライトオフィス利用の3形態に分けられます。いずれも、勤務している企業のオフィスから離れて働くことに違いはありません。在宅勤務とは、自宅でパソコンや電話などを利用して働く方法。モバイルワークとは、ファストフードや移動中の電車内など、自宅以外で働くことを指します。サテライトオフィスとは、勤務先以外の施設を利用して働く方法のことで、異なる企業や職種の人が集まる共同オフィスや、勤務先の企業専用で用意するオフィスなどがあります。
テレワークが企業にもたらすメリット4つ
出勤をしないという働き方は、業種によってはイメージがし難く、デメリットのイメージがあるかもしれません。しかし、近年の技術革新で、テレワークを可能とするICT環境は日々進歩しており、多くの企業、業種でそのメリットを享受できるようになりました。テレワークの実現で得られるメリットは、大きく分けると4つ挙げられます。
メリット1:離職率の低下と人材の確保
働く場所を選ばないということは、従業員の様々な離職要因を排除できるだけでなく、人材確保にも有効です。結婚、妊娠、育児、介護など、様々なライフイベントが発生しても、柔軟な働き方の提供で従業員の負担を軽減できます。もちろんそれ以外にも、通勤ストレスや居住エリアを選ばないことなど、働く側にとっては多くのメリットがあります。テレワークの環境を整え、従業員の満足度を上げることは、離職リスクだけでなく、新たな人材を確保したいときにも企業の魅力の一つになるでしょう。
メリット2:自然災害時のリスク回避
テレワークは企業活動を継続させていく上で、リスクを回避できるメリットもあります。いつどこにいても、仕事ができる環境を整えておくことで、出勤ができない状況に備えることができます。日本は、地震や台風などの自然災害で会社に出勤できなくなる可能性が低くありません。また、感染症などの流行で、外出することが難しいケースも考えられます。テレワークの導入で、それらの影響を最小限に抑えることができます。
メリット3:コスト削減
テレワークを実施することで、規模によってはコスト削減に繋げることができます。通勤する必要が無くなれば、従業員の交通費を削減できます。また、会社への出勤人数が減れば、その分オフィスも省スペースで運用できますし、コピーやプリンタの活用頻度が下がることで、ペーパーレス化も加速します。社内の部門単位で活用する方法や、拠点の規模縮小に活用するなど、固定費のコストを抑えて利益体質の改善を目指せます。
メリット4:企業のイメージの向上
働き方改革に対応したテレワークは、未だ導入できていない企業も多くあります。その中で、いち早くテレワークを導入していれば、従業員の働きやすさに目を向けている企業と認識され、イメージ向上にも繋がります。企業イメージが向上すれば、有能な人材を多く採用することができ、従業員の定着率も高まります。労働環境の向上は、個々の能力が発揮しやすい風土作りにも有効です。
テレワークを可能にするWorkVisionのICT環境
Work Visionは、あらゆる職種に対応したICT環境を整えたテレワークを提案しています。テレワークを利用する従業員と職場を円滑に繋ぐための、ICTインフラやWeb会議システムなどを、現場に即した形で構築します。もちろん、オフィス内ですでに構築されている業務システムをテレワーク環境でも活用するなど、企業ごとに最適な方法を提案することも可能です。
テレワークのメリットを知り導入を検討しよう
テレワークのメリットは従業員の満足度を向上させるだけではありません。適切な導入を実現できれば、企業と従業員、双方にメリットがある働き方です。多種多様な業種にITソリューションを提供しているWorkVisionでは、自社実践により蓄積されたノウハウで、ICTインフラや就業管理システムの適用など、最適なテレワーク環境をご提案します。
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